自然に深く接して暮らすならば、ただ自然との融和を夢見るだけでは生きていけない。自らの力で自然を切り払い、自分の立ち位置を得なければならない。 竹富島での生活を経て、僕はそのことを思い知った。 そこでまた、疑問が湧いてきた… >続きを読む
【石垣島移住日記】竹富の日常で揺らいだ価値観。自然は「ただひたすら守り、敬うべき存在」なのか。
<前回の記事はこちら> 人でも生き物でも国家でも、異なる2つが同じ空間にあれば必ず何かの摩擦が生じうる。それをうまく乗り越えてゆくには、どうしたらいいんだろう。 ひとつは、はっきりとした境界線を設けて、お互い… >続きを読む
【石垣島移住日記】「境界線は明確でなくていい。」都市生活とは異なる、自然との付き合い方。
<前回の記事はこちら> 石垣島へ移り住む前、僕は11年間を東京で過ごした。その前は大阪と京都で都合22年間だから、自然にめりこむような環境で生活するのは生まれて初めてということになる。 都会での暮らしにおいて… >続きを読む
【石垣島移住日記】夢に見た自然の中での暮らし、わずか2週間で思い知らされたこと。
2016年4月、東京は浅草の家を徹夜で引き払って、僕はすっかり初夏の陽射しの石垣空港に降り立った。 肌の表面がぎゅっと焼かれたと思うと、たっぷり湿度を含んだ空気がとりなすように包んでくる。その振れ幅が寝不足の神経には少し… >続きを読む