food letters 〜料理家・cayocoさんの食を巡る旅〜

どんな本とお便りが届くの?クラウドファンディングで応援してくださる方に届けたいもの。

こんにちは、店長の大浦です。

これまでたくさんの方に応援していただいている「food letters」。クラウドファンディングの資金調達の締め切りが目の前まで差し迫ってきました。

今日は応援してくださるみなさまに、具体的にどんなリターンをお届けしたいと考えているのか、お伝えしたいと思います。

普段の暮らしで鈍くなっている
五感を呼び覚ます本をつくりたい

リターンの内容は、旅とレシピが綴られた本と、季節ごとにcayocoさんからのお便りをお届けします。まずはどんな本にしたいのか。cayocoさんとお話をしたところ、こんな答えが返ってきました。

「五感を呼び覚ますような本にしたい。」

cayocoさんが生業としている料理の世界は、五感をフルに使います。けれども五感というのは、料理をする場面でなくても、人と話している時など日常でも私たちは使っているはず。

「東京で暮らしていると、五感が薄れていく気がするんです。ある時、スマホを持ち歩かないでいたら、五感が冴え渡る経験をしました。時計を見なくても時間がわかったり、雲行きを見て天気が読めたり。それは、人が失っているものを感じるような経験だったんです。」

本のページを開くと、自分の中で眠っていた感覚が呼び覚まされるような、そんな世界をお届けしたいと私たちは考えています。その場所のあたたかさ、ごはんの匂い、頬にあたる風、背中に射す日差し、足の裏に伝わる土の柔らかさ。

思わず深呼吸をしたくなるような本をつくろう、と。

献立を知るためだけのレシピ本ではない、手に取った人の心に触れる本を。お届けするのはかなり先になってしまいますが、楽しみにお待ちいただければと思います。

お便り限定の、シンプルなレシピをお届けします

次に、春夏秋冬の季節ごとにお届けするcayocoさんからのお便りについて。こちらは、簡単なレシピをお届けします。今回旅のお便り「0号」と称して、アメリカのポートランドの旅をベースにサンプルを制作しました。

サイズはA4の二つ折り。料理をしながら工程のイメージができるようにと、レシピにはcayocoさんの手書きの絵が添えられています。可愛らしいこの絵にも、ぜひご注目くださいいね。

旅のお便り「0号」はダウンロードできます!

サンプルとして制作した旅のお便り「0号」はこちらからダウンロード可能です。ていねいに、の店頭でも配布しておりますので、気になった方はぜひお手に取ってご覧ください。

旅を再現できるような、シンプルなレシピはこのお便り限定。旅を応援してくださる方が一緒に旅を味わっていただけるように、とっておきのレシピをお届けします。

料理というのは、それを作ることで旅の追体験ができる一つのツールにもなるはず。旅の空気を少しでも分かち合いながら、応援してくださる方が楽しめるような旅路を描いています。

クラウドファンディングの締め切りは明日となりました。共に歩んでくださる方を、心からお待ちしています!お申込みは、こちらから。

この特集の目次

  1. 西荻窪で優しいごはんを作るcayocoさんの、春夏秋冬の旅とレシピを本にするプロジェクトが始まります!
  2. 料理家cayocoさんのポートランドの旅から見える、心も町も動かす食の力
  3. cayocoさんがポートランドで出会った、つくる人の「好き」が伝わってくるごはん。
  4. ポートランドの旅のおすそ分け。シンプルなのに美味しいホットパンプキンディップの作り方。
  5. 「food letters」のはじまりの物語。私たちが旅へ出て、本をつくる理由。
  6. 旅と本のイメージを膨らませる「food letters」のフライヤーができました!
  7. 旅先から届く絵葉書が、ポストに入っていた時の気持ちを。food lettersのInstagram。
  8. 旅を実況中継中!food letters第一弾、津屋崎の旅の様子をお届けします。
  9. food letters第一弾、人との出会いを味わう、津屋崎の旅が始まりました!
  10. 心が大きく踊る、彩り豊かな料理家cayocoさんのごはん
  11. 料理家cayocoさんの旅の原点、ポーランドの自然体な生き方から学んだこととは。
  12. 料理家cayocoさんのレシピ本を作る旅・food letters、春の旅の速報をお届けします!
  13. どんな本とお便りが届くの?クラウドファンディングで応援してくださる方に届けたいもの。
  14. 料理家cayocoさんの食と人をつなぐ旅 第1話「かわいい」と感じる目と心。そこにはいつだって愛がある。
  15. 人と同じように野菜に対しても、心を大切に置くこと。
  16. 旅先で心に沁み渡る、一日が穏やかに終わることの尊さ。
  17. 知らないって寂しい。知るって嬉しい。だから人は優しくなれる。
  18. 旅の偶然の出会いは、なんでもない風景を忘れることのない景色へと変える力がある。
  19. 料理はこんなにも人の心を伝えてくれる。
  20. 人が人を想う心は見えないけれど、本当はこの世界に溢れている。
  21. 夏は小豆島へ!料理家cayocoさんの、食と人をつなぐ旅「food letters」第二弾が始まります!
  22. 醤油、塩、オリーブオイルの生産地へ。料理家cayocoさんの小豆島の旅のルートをご紹介。
  23. 料理家cayocoさんの食と人をつなぐ旅・food letters、小豆島の旅の速報をお届けします!
  24. 春夏秋冬の旅のお便りが届く、レシピ本「food letters」の特典付き先行予約が始まりました!
  25. 秋は長野県へ!料理家cayocoさんの、食と人をつなぐ旅「food letters」第三弾が始まります!
  26. 料理家cayocoさんが旅の出会いを届けるfood letters食堂で、旅の追体験を!
  27. 料理家cayocoさんの食と人をつなぐ旅・food letters、長野の旅の速報をお届けします!
  28. 旅のはじまりは、国内初有機オリーブ栽培に成功した小豆島・山田オリーブ園へ
  29. 観光客の声で美味しくなる?ヤマロク醤油の常識の真逆をいく醤油づくり
  30. 「みてやらないかん」の心が映る、塩屋波花堂の驚くほど優しい味の塩
  31. 「自分が幸せにできる人は見渡せるくらいでいい」長野県佐久の星の坊主さま・こじょうゆうやさんに聞いた、ごきげんな畑の話
  32. 集まった人たちの心でとびっきり美味しいごはんが生まれる。阿智村の森田自然農園の「茗荷祭り」。
  33. ついに最後の旅。冬は島根県雲南市へ!料理家cayocoさんの、食と人をつなぐ旅「food letters」第四弾スタート!
  34. 料理家cayocoさんの食と人をつなぐ旅・food letters、島根の旅の速報をお届けします!
  35. できるかできないかではなく、やるかやらないか。島根県雲南市の妹尾さん家族と過ごす、自給自足の暮らし体験。
  36. 生きる力ってなんだろう。旅で始まったデトックスが教えてくれる、心と体の声。
  37. 料理の心の置き場所を変えた、鶏を絞めるワークショップで学んだ、命のつながり。
  38. 食の根源を教えてもらった島根県雲南市の旅。人も、ごはんも、巡り続けるエネルギー。
  39. レシピ本「food letters」に関する大事なお知らせ
  40. 書籍「food letters」制作・出版元変更のお知らせ

お知らせ

心がひとりぼっちになった時、そっと言葉で明かりを灯してくれる本、当店オリジナル、作家小谷ふみ著書「よりそうつきひ」が発売となりました(ご購入はこちらから)。 どこか切なくて、寂しくて、愛しくて、ホッとする。なんでもない一日を胸に焼き付けたくなるようなショートエッセイが束ねられた短編集です。読んでいると大切な人の顔が心に浮かんでくる世界が広がっています。

この記事を書いた人:

「よりそう。」館長。時として編集長に変身し、ライターとして駆け回り、ドローンも飛ばしちゃいながら、訪れるみなさんをお出迎えします。好きな本は、稲葉俊郎『いのちを呼びさますもの』。好きな料理は、さつまいも料理。
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